re:わたしのせい・・・・・?  #23429
投稿者: 椎名 (2004/07/23 00:24)

トランペットは風当たり強いですよねぇ(苦笑)。

ボクも散々白い目で見られて落ち込みました。
聴衆から「へったくそーー!」なんて云われたこともあって、その声が耳にこびりついてはなれません・・・汗。

でも、そのおかげでなにくそと思い、毎日練習を積み重ねてきました。
最近人前で演奏する機会があって、その時に暖かい拍手をもらえて、涙がでそうになるくらいうれしかったです。

別に拍手をもらうために練習してきたわけじゃなくて、自分自身が周囲と比べてトランペットが向いていない、と思っていたから、人一倍練習しないと人並みにはなれないんだって、自分の中で認めたんです。
だから、普通の人が一時間練習するのが自分の二時間だと思って、一時間は完全に基礎練習(たとえばアーバンとか)だけをすることを一年間続けました。
まだまだ今の自分の技術には不満だらけですが、一年前の自分と比べたら驚くほど成長したなぁと勝手に感じてます(笑)。

トランペットの練習に、あせりは禁物です。あせればあせるほど、良い練習ができません。だめだ、だめだとばかり思い、やけくそに吹いてしまうからです。
練習するときはできるだけたっぷり時間をとって、休み休み、音を出す時は必ず集中してやるのが一番の近道だと思います。
トランペットに取り組む姿勢は必死でいいと思います。でも、練習では(本番でもですが)いかに自分の精神状態をコントロールするかにかかっていると思います。
同じ練習でも、その方法によって明らかに上達スピードが違うと思います。
普段抱えている悩みなどは、ラッパを吹くとき、音楽するときには忘れて、練習だけに集中できるように心がけてみてください。
ついつい、感情をラッパの音にぶつけてしまうので、荒れた音で吹いていたり、ブレスコントロールができなかったりして、うまく吹けず、「やっぱり自分は下手なんだ」と”勘違い”してどんどん落ち込んでいく可能性がありますので、気をつけてくださいね。

実際、先生に一人ずつ順番に吹かされた時は緊張してしまってうまく吹けなかったわけですから、それを解消するためには精神論というか、自分の感情をコントロールできるようにするしかないと思います。
基礎的な練習を重ねていくと、どこに力を入れる、抜く意識をすればよいかだんだんわかってくるので、やっぱり練習しかないと思います。

そうやって一生懸命音楽とラッパのことを考えていれば、今の悩みなんてすっかり忘れてしまい、気がついたらすごくうまくなっていて、周囲も認めてくれるかもしれませんよ。

またくどくど長くなりました・・・ごめんなさい。