re:自信や技術に関して  #24034
投稿者: Bフラット (2004/10/03 11:28)

イチローが大リーグでのヒット記録を84年ぶりに塗り替えたことが話題になっています。
262安打の内、足で稼いだのは54内野安打というから走攻守、三拍子が高いレベルの選手ということでしょう。
軸足がブレない自らあみ出した振り子打法を確立し、打席でバットを前に立てるのも測量士が測量棒で正確な距離を測るように、相手投手のボールが出てくる位置と自分との球筋の測定(予測)と変化球をとらえる一瞬の視覚の微調整だともいわれています。
また、道具に対する思いも強く、三振やエラーでも決して感情的にならずバットやグローブを地面にたたきつけたりはしないそうです。
イチローのバットを12年間作っているバット職人は1992年以来、形状を変えていないそうです。まさに、イチローは「これだ!」という道具を手の神経が通えるようになるまで鍛錬したということかもしれません。

何となくトランペット演奏も似ていると思いませんか?
奏法の確立、道具選び、ワンフレーズごとのリードの微調整、楽器に神経が通えるようになるまで鍛錬するアンブシュアと吹奏感・・・などなど。
認識、練習法が正しく(本人に合っている)、目標は高く、かつレベル相応に設定されていれば、あきらめない限り道が開け、上手くなっていくのがTpかも。

「中坊」のTp道はまだまだこれからが本番ですよ。学校の勉強でも何でも研究心が枯れないように・・・愚痴る暇があるなら五感を鍛えておきましょう。