re:長い曲や、休みが少ない曲で・・・  #24793
投稿者: T-H (2005/02/02 21:02)

本格的に初めて10ヶ月の あささんと 曲がりなりにも20年以上続けている私とでは唇の筋肉も多少は違うでしょうが実際は少ししか違わないです。
 
長いフレーズを吹ききる為には、そのフレーズに出てくる低い音域の音で、『吹きながらにして唇を休める』と言う事が出来るかどうかが非常に重要になってきます。

 例えば私の場合、B♭管で、上のGの音より高い音を出す所は、唇を大きく疲労させますが、上のDから下の音は音を出しながらも唇の疲労が逆に取れていく感じです。あささんは上のFまで音が出せるのでしたら、B♭より下の音は唇の疲労を取れる様に吹けばよいのです。

 さて、吹きながらにして休む方法ですが、唇は筋肉で出来ていますので、音を出すと唇に乳酸がたまり、これが原因でバテる訳です。
 このバテを取るには唇に血流をより多く流せばいいのですが、そのためにはマウスピースを唇に極力押し付けないようにして吹くことが必要条件になります。

 練習法ですが、唇を押し付けないで音を出す意識を常に持つ事、スピードのある息を出せば高音は出ますが、そのためには舌の位置が結構重要です。
スピードのある息がしっかり入ればかなり楽にHIGH B♭は出るものなんですよ!

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