re:アベイラブルノートスケール  #24969
投稿者: 椎名 (2005/03/05 03:14)

僕も、めきめきさんの仰るとおり、KeyだけでなくそのF△7の前後のコードによって変わってくると思います。
たぶん、カンデさんはスケールそのものにとらわれてしまっているだけだと思いますよ。
これは僕の考え方なので間違っているかもしれませんが、inCの時に出てきたF△7はサウンド的にFACEと鳴っているわけですから、使える音に特に変化はナシ、つまりCのスケールがまんま使えると理解しても良いのではないでしょうか。ほとんど無視ですね。
それより、keyがCの時は基本的にドレミファソラシド、Fの時はファソラシ♭ドレミファと頭において、曲中指定されたコードによって転調することがある、とだけ覚えておけば良いのではないでしょうか。

めきめきさんと重複しますが、スケールっていうのはあくまでも目安のようなもので、とりあえずその音が使えますよっていうだけのものだと解釈していれば良いと思います。
時にはコードなんて無視して演奏してもバッチリはまってしまうこともありますし、リハーモナイズなんていうこともジャズの世界では日常茶飯事?なくらいでして。
オルタードや裏コードまで視野を広げるだけでも、ほとんどの音が使える事がわかると思います。
その中で何を選び取って使うかは、プレイヤーの自由なわけでして。
実際にF△7をCとFのkeyで鳴らしながら確認してみると良いと思いますよ。音楽の理論って頭でしっかり把握していても、それがどんなサウンドなのかを耳が判っていないと、まったく意味がないので・・・。

逆に耳が自然と覚えて無意識に出していた音が、理論によってなんであったのかが判る方が重要なのかもしれません。最低限、自分が今何をやったのかがわかっていないと、フレーズに説得力が出ないのではと・・・。