re:コルネットのロングとショート  #25197
投稿者: 炬燵みかん (2005/04/20 11:43)

うろ覚えの上に長文ですが、参考になれば…

ベルの根元(構えた時に手前側にある部分)の曲がり具合が
一番見分けやすい部分だと思います。
ロングの方はトランペットと同じような曲がり方ですが、ショートは
くるんと丸まった形(形容しがたいなぁ)です。
シャンクは今のヤマハやデニスみたいな短い物がショートで、
長めのものをロングで使うはずです。どっちも入っちゃうんですけどね…

ショート:同じB♭管ならロングと管長は一緒ですが、巻きの分だけショートの方が
短く見えるためショート呼ばわりされています。
またストレート部分が比較的短いので、英国式ブラスバンドで使うような
温かみがある音色になります。
現在でもいろんなメーカーで入手可能です。ベッソンが有名ですね。

ロング:(あんまり知らないのですが)ジャズなどで使ってるのしか
見たこと無いですね…多分、昔のミリタリーバンドなどで用いられた奴が
横流しされてディキシー等に流用されたのがルーツじゃないですかね?多分。
音色は若干トランペットよりになります。
こちらは今はあまり作ってないみたいです。ヴィンテージ物が多いですね。
NYバックとか…ニッカンやヤマハでも昔作ってました。

バックでは今も両方作ってるので、比較できますよ。
ショート
http://www.bachbrass.com/content/trumpets/cr310.php
ロング
http://www.bachbrass.com/content/trumpets/cr300.php

ドイツやロシアの方ではロータリーの物も作っていたみたいですが、
そっちは私も全然知りません(汗)
余談ですが、マーシンキウィッツのTpはショートじゃないんですかね(笑)
http://www.marcinkiewicz.com/

以上、こんな感じで。ダラダラと失礼しました。