re:タンギングとバテの関係?  #25315
投稿者: P (2005/05/14 18:28)

こんにちは。

>息の力を借りてあまり舌に頼りすぎないようにバランスよく息を送り込むときれいなタンギングができると思います。

僕も、そう思います。

「タンギングとバテの関係」には、おそらく「息の吹き方」と、タンギングに対する「イメージ」が作用しているのではないでしょうか?

推測の話になってしまいますが、「あっきー」さんがタンギングの練習をする時の傾向として;

1.舌を動かそうという「意識」を強く持つ。
2.舌が巧く動かないので力が入る。
3.息を吹いている事を忘れる(息が入らなくなってくる)
4.少ない息で音を出そうとするので、口の周りの筋肉を引っ張らなくては。。。
5.同時にマウスピースを強く押し当てるようになる(音を出す為)
6.疲れる。。。

という感じではないでしょうか?

・・・

タンギングの練習で疲れないようにするコツは、

1.とにかく息を「真っ直ぐに」吹くイメージを持つ(ロングトーンのように)
2.1の状態で舌を「軽く」動かしてみる(ロングトーンを舌で邪魔する感じ)
3.巧く息を「舌だけ」で止めてみる。(息を吹く事は止めないで)
4.止めた息をリリースしてあげる(またロングトーンが始まる)

という感じだと思います。

・・・

その他、僕が考え付く注意点を挙げると;

1.基本的に楽器を吹く上で、息は「吸っている」か「吹いている」かのどちらか「だけ」で、例えば「タンギングと同時に息を吹く」様な事をすると、巧くコントロールできないと思います。(タンギングと腹筋は関係ないと思います)
又、タンギングの苦手な方の共通点は、舌に意識が行き過ぎて「息を吹くことを忘れてしまう」事です。

2.口内の「舌の位置」ですが、僕の経験の中では、舌先が「下の前歯の裏側付近」にあるようにして、「せ」や「で」等のシラブルを使ってみると解り易いかもしれません。又「舌の表面を息が通り抜けて口先(アパーチュア部)に集まる感じ」を意識してみると良いかもしれません。

3.ダブル/トリプルタンギングの場合、どうしても「KU」の発音が弱くなりがちです。「KU」の発音を喉の方で感じるのではなく、できるだけ歯に近い部分で感じることが近道だと思います。

・・・

以上、書きたい様に書いてしまいましたが、
「あっきー」さんの問題解決の糸口になれれば幸いです。