楽器の音の発生原理  #25481
投稿者: Q (2005/06/19 01:05)

Hatahataさんが仰る「唇の振動が無くても音が出る」と言う事に関してですが、正しい知識を持って頂く為(自分が間違っている場合、正しい知識を得る為)に別スレにさせて頂きました。

Hatahataさんの仰る「窓を少し開けておくと風が吹いた時に「ヒュー」という音」また、同じようにビルの谷間等でも「ヒュー」と言う音が聞けますよね。これは「空気の速度差によって音が発生する」のです。よって空気の流れの速い部分と遅い部分が必須となるわけです。これの原理を利用したのがフルート等の楽器です。マウスピースに一定の角度を付けて息を吹き込む事により空気の速度差を出す訳ですね。一方Tp等の金管楽器は入り口と出口以外は密封された管の中を通るのですから、そこに空気の速度差は発生しません。(厳密に言えば管の中心部と外側で速度差は出ますが微々たる物で音にはなりません)極端に言えば金管楽器は唇を振動させて、それをラッパ状になった管により音を増幅させて外に出すのです。ここまでは私が今まで学んで来た事で、ここからは個人的な意見ですが、Tpの吹き方と言うのは『非常に乱暴』な言い方をすれば「如何に効率よく唇を振動させるか?」では無いでしょうか?呼吸法等もその為の物だと認識しておりますが・・・。
長文になりましたがそのまま見過ごせる程軽い内容では無いと判断しましたので書かせていただきました。m(_ _)m