re:ソロがびびってしまいます  #25620
投稿者: YN (2005/07/20 23:17)

 >ソロのパートになると8小節くらいでも、緊張で息がよく吸えず、音が震えてしまいます。

 一般論ですが、こうなる人は結構「トランペットの上手な人」が陥りやすいと思います。
 まあ「トランペットの上手な人」でなければ「ソロ」は回ってこないと思いますが・・・・・・。
 又、人一倍「責任感の強い人」、「楽団に迷惑をかけたくない」等、色々と考えすぎると思います。

 本当は、「自分が震えている」と思う程「他の人には気づかれていない」事の方が多い場合が有りますね。 
 
 もし、私の意見が間違っていたら、遠慮なさらずに「ご指摘」下さい。

 震える手順 

 @ 曲中でソロが近づくと心臓の動悸が高まる。
 A 「まずい」と思い、「深呼吸や心を落ち着けようとすると」さらに激しく心臓が高なる。
 B 音を出す頃には完全に「震えの準備完了」
 C ソロが終わると「つき物が落ちた様な脱力感」を感じる。

 いかがですか?

 >「なんとかマインドコントロールしようと試みるのですが」

 一つの方法は、動悸がしてきたら、心臓は左側ですので「右胸に神経を集中」させる。
 すると、心臓の動悸を意識しなくなります。
 ソロの寸前で「震えの準備完了」していなければ、「震えの準備完了」には、「ある程度の時間がかかる」ので、震えずに「乗り切れる場合がある」

 このことは、例えばトランペット以外、何かで「ものすごく怖い思い」をしたとしても、「ただちには震えない」、少し後になって「震えが来る」事と同じです。

 しかし、「寝ていて泥棒に入られた経験」のある人は、2回目は「ドアがガタッ」と鳴っただけで、「心臓の動悸」が始まり、「震えの準備完了」と同じ状態になる。

 >「ソロでなければ普通に吹けます。
 >度胸のなさに泣けてきます・・・

 通常、震えは「唇」と思われがちですが、震えるのはまず「顎、手」です。
 あまり、品の良くない話ですが映画などで「奥歯ガタガタ言わすぞ!」と言う脅し文句が有りますが、まさしくトランペットの緊張は「奥歯ガタガタ」

 もう一つは、「手が震えている」ので、楽器を握りしめると、「震えは拡大」します。

 「左手から力を抜く」も良い方法です。

 顔で動くのは下顎ですので、「上アゴ」(上の歯)に固定出来れば、震えたくても「震えられない」

 そういう意味で、マウスピースのカップに逃げ(えぐり)が有れば【(上の歯)に固定】が可能になります。
【現在使用中のマウスピースで、チューニングBb近辺に思いっきり(fff)で息を入れてみて詰まる感じがする場合、カップに逃げ(えぐり)が足りないと思っても良いと『私』は考えています。試して下さい】

http://www.yamaha-ginza.co.jp/products/wind/popup/cont02-1.html#a

 多分、トランペット吹きには、「同じ悩みをお持ちの方」が大勢いらっしゃると思いますので、是非、参考にして下さい。 
http://www.yamaha-ginza.co.jp/school/annex/teacher/cont03.html

http://6106.teacup.com/bxe05732/bbs


 http://www.nakagawa-music.net/