re:タンギングの位置  #25820
投稿者: 鷲尾(弟) (2005/09/13 18:52)

音の立ち上がりが悪いのは、タンギングのせいではなく唇が完全に柔軟になっていないためと思います。
ウォーミングアップで練習が終わるのでは、唇が完全にほぐれていない状態でやめてしまう訳ですから、吹き込む息に唇が瞬時に反応して振動を始めないので、音が立ち上がらないのではないでしょうか。

タンギングの時の舌のあてかたについては、上歯の付け根あたりを突くのがポピュラーですが、ご法度とされている「上歯と下歯の隙間に舌を突っ込んで唇に舌を突いて音を出す」やり方を推奨している奏法もあります(スーパー・チョップス奏法byジェローム・カレ)。
個人的には良いとは思いませんが、私はJazzを演るので、時にはフレーズに表情をつけるために、あえてそのようなタンギングをする事もあります。

タンギングの練習と共に、唇の柔軟性を高めるペダル・トーン等の練習もされてみてはいかがでしょうか。