re:アンブシュアと喉の悩み  #26568
投稿者: Kuta (2006/04/23 16:37)

いわゆるダブルアンブシュアという状態になっているかもしれませんね。
鳴りにくい音程があるという場合は、そこを境にアンブシュアの形、振動
のポイントが変わっていると思います。
また、唇がカップの内側に入りすぎて唇の動きが制限されている状態
ともいえます。おそらく、プロの方が見てくださったとき、この状態を
察して大きめのカップの方がいいとアドバイスされたのではないかと
思われます。
また、アンブシュアの形は、こういう形でやろうと決めてそれを維持すると
いうより、マウスピースの大きさ、リム形状などの楽器と、楽器を持つ姿
勢、ブレスのとり方などとのバランスから自然に形作られるものと考えた
方がいいです。
よって、吹くときの姿勢や楽器の構え方がもっとも基本で、これが悪いと
いくら唇を操作しても自然なアンブシュアは身につきません。まずこれを
常に気をつける必要があります。
また、一人で練習しているときと、合奏時では一人のときでは鳴る音が、
合奏時では十分鳴らなかったり、速いタンギンギングが出来なかったり
出遅れたりしてませんか?
これは、一人で練習しているときと合奏時でアンブシュアやブレスが
変わっているからです。どちらが正解かといえば、合奏時の奏法が
正解で、一人で練習しているときは考えすぎていじり過ぎているアンブシュ
アになっているといえます。
正しい姿勢とブレスコントロールがある程度身についていれば、
これだと思えるマウスピースを使うことでアンブシュアの問題は
割と簡単に解決されます。無理だなとかやり難いさを感じるマウスピース
を使うべきではなく、練習でなんとか乗り超えようとするとは努力の
方向が間違っています。
3Cと7Cではリム形状やカップの深さ等カップ直径以外に随分違うはず
ですが、7Cは本当に自分にフィットしてますか?
最初に一吹きしたとき、これはいいと思えなかったマウスピースは
だめです。自分が3Cより7Cの方がいいと思えるなら7Cを使っていいで
すが、3Cの方がいいと思えるなら先輩がなんと言おうと3Cを使うべきで
す。マウスピースはバックだけではないので、(というかバックは工作精度
が悪すぎるものが多いので特注以外使うべきではないと思う。個人的に)
ティルツ、ストーク、ヤマハ、ラスキー等も選択肢に挙げてもいいと
思います。