re:先生の言っている事が・・。><;  #26892
投稿者:  (2006/07/26 11:02)

>C管やE♭管の楽器とで和音を作るときにB♭管の音がやや高
>くなってしまうので、変え指で調整をするっていうことなんです。
ちょいと、黙ってスルーできない説明でしたので、一言。
この話は、代え指だとか、C管やE♭管の楽器と和音を作る場合といった話とはちょっと違います。ピアノ等の鍵盤楽器は平均律といって、1オクターブを12音に分割した音階になっています。ドミソの和音の場合、ピアノ等の平均律で鳴らすと、微妙に和音が響かない状況になります。完璧な和音として響かない訳です。3音をやや低め、5音をやや高めに設定する(例えばシンセサイザー等で)事により、完璧な和音の響きを得ることが出来ます。
 パートで2ndが和音のカナメと言われる所以はここにあります。2ndがこの3音を担当することが多く、チューナーで測った音程より低めの音程で吹く場合(3音を吹く場合は)、根音は通常の音程で吹かなくてはならない、1stとユニゾンの場合も同様の配慮がいる為に、難しさがあるのです。
 B♭管のみのアンサンブルでも同様の調整が必要です。楽器の調による影響とは別の話です。