re:音程  #27742
投稿者: Kuta (2007/07/29 13:49)

やはり基本ですが、ウォームアップが済んだら練習前にチューナーを用いて
B♭でチューニングします。一人で練習するとき適当にすませがちですが、
これをきちんとやっていないと明らかに音程感が鈍ってきます。
それから、チューナーをみながら楽に鳴らせる範囲でスケールを吹いてみると
楽器のピッチ傾向も確認できるし、自分の状態もチェックできます。
楽器の特性上あまりズレないはずの音程でピッチが上がり気味になってたり、
その反対だったりすることに早く気が着くと力みすぎの傾向にあるなとか、
息の支えが足りなくなっているとか奏法上のバランスが崩れてきている
ことに気が着くことができます。
それから、アルペジオ等の跳躍を含む練習(アーバン1巻でいえば125〜151頁)です。
これは上記のスケールで音程チェックをやった後にやると効果的で、
跳で飛んだ先の音程が正しいか耳が覚えているし、飛ぶ先の音程も頭の中で
イメージできますので、出た音が酷いとすぐにうわっと気が着きます。
初心者の場合は上記跳躍等の練習は難しいと思いますが、滑らかに
繋がるスケールに加え、一個一個の音程が離れる練習(アーバンで言えば、14〜22頁のNo46辺りまで)を加えることも音程感を養う基本になると思います。