re:音程の練習  #27748
投稿者: Kuta (2007/07/30 08:39)

雨戸さん、おはようございます。
・「Bbでチューニング」のBbは第3間のドですか?
  その通りです。
  また、そのオクターブ下で合わせて、Bbは第3間のドで
  音程をチェックして見ることも有効です。
 
>オーケストラでもこの音でチューニングすることが多いのでしょうかね。
オーケストラではBbではなくてオーボエの出すA(シ)が基準です。

 
(・「ピッチが上がり気味になってたり、その反対だったりする」ことはあります。
 前の項目に出てくるチューニングのBbからラまで下がってくるところが高めで、
 その下のソになると突然音色が変わって音程が低くなります。
 なるほど、これが奏法に原因があるヒントになるわけですね。)
そうです。何より気づくことが重要です。
倍音の関係である音を境に唇の振動する場所が変わってしまい、
出にくい音があったり、音程が合わせられないことは初心者の段階
ではよくあることです。
これを修正し解決するヒントを掴むために、スケール等の練習を
やります。アーバンの説明でもすべての音を均等に鳴らすこと
を強調して説明されていると思います。
(「完全な音の平等性」と表現されています)

・アーバン1巻は到着したばかりでまだ開いてませんでしたが、ご指摘のページを
 開いて見ました。
 一瞬、目がクラクラッとしました。おたまじゃくしの大群ですねぇ!
 で、この楽譜は、指使いの数字をみると、Bb管では「in Bb」で吹いたらよい
 と解釈したのですが、それでよいでしょうか?

「in Bb」でいいと思います。
ただし当然ですが、例えば61頁のNo1は実音Cではなくて実音Bbの
音階となります。

アーバンは練習曲が大量ですが、全部制覇しなければならない
というわけでもないので、できそうな範囲の中から
幾つかピックアップして取り組み、他は気分転換くらいにやると
いいです。私は蛍光ペンで記しをつけていました。
誤解されがちですが、アーバンのスタッカートの印は短く切れという
意味ではありません。まずはスラーがかかっていないところは
すべてテヌートで吹きます。(要は一音一音平等に響かせる)
タンギングの発音に関して「Tu]の記述がありますが、これは
ローマ字的なTuではなくて、Duに近いのが正解と思います。
(著者がフランス人なので)

やはり自分の子は幾つになってもかわいいものなんですね。
うちの3歳児は今のところ山猿ですが、将来何を目指すのか
心配ですが楽しみです。