re:音程が上ずりますw  #27804
投稿者: サイトウ (2007/08/15 05:33)

私もかつて音程が上ずることに悩んでいました。主管は1.5〜2センチ程度抜いていましたし、その上で特にG(+2)は1番管を2〜3センチも抜かないと合いませんでした。それが今では全体のピッチが低め、つまり主管は1センチ程度でG(+2)の時に1番管もまったく抜く必要がなくなりました。(ちなみにヤマハB♭管の8335RGSでは主管をまったく抜かないでピッチが合う。これも実は困ったことなのですが・・・)
何が変わったかといえば、唇のリラックスももちろんですが、喉から口腔内の状態がゆったりリラックスして以前より広くなったことでしょうか。歌を歌うときの喉でラッパが吹けるようになったということだろうと思います。歌を歌うような吹き方ができるようになれば、音の響きがよくなり併せてピッチが下がってくるように思います。
角番ラッパさんはチューニングB♭が既に高い訳ですから、唇のリラックスというよりは喉から口の中に意識を向けて練習されたらよい結果が得られるような気がいたします。その際、唇から前に音を出す意識よりは、後頭部に音を響かせるような意識で練習されると歌うような吹き方を実感できるのではないかと思います。