re:上半身を絞るような!  #27881
投稿者: man (2007/08/25 07:57)

>それともう一つ、頭の中でメロディーラインをイメージして吹いている
>時は、自然と当るのに、音符を必死に追い掛けているとダメ。

思い当たる節あります。

これは、口の中(舌)がその音を出すに適した形になっているかどうかによるものだと思います。

#27627でのやちまうさんのタンギング(シラブル?)の練習方法で、
楽器をつけずに声帯をほとんど使わず、タンギングで歌ってみることが効果的なようです。
(注)声楽の発声練習みたいに歌うのでなく、あくまで楽器を演奏するときのタンギング、(スカスカの息が抜け出る音)のみで歌う。
口笛でもよいですが、この場合は口輪筋を使わず、唇を使わず、
舌の動きだけで音程を変えることを注意します(ゆう←さんが以前練習法として書き込んでいました)。

やってみるとわかりますが、どんなにがんばってもHiの音域をTaと発音しても歌えません。どうしてもTiとなってしまうと思います。
逆もしかりで、Lowの音域はどうしてもTaになると思います。
チューニングBあたりはTaとTiの中間のTeといった感じでしょうか。
Kのタンギングでも同じで、やはり母音は「あ」→「え」→「い」と音が高くなるにつれ変化すると思います。
口笛でグリッサンドするとこの母音の変化はよくわかります。

譜面を必死で追っているときは、
この舌による口腔内の動きが追いつかず、
フィンガリングや唇に集中がいっていいるために「ダメ」になってしまう。

こういうときに限って唇を横に引いて音程をとろうとしてバテバテになって再起不能、自己嫌悪。
トランペットが大嫌いになり長いブランクに陥った過去があります(涙)。

今は口の中で起こっていることのみ集中して、唇や口の周りのことは意識しないように練習しています。
その結果、致命的なバテはなくなりました。