楽に吹きたい  #27899
投稿者: 雨戸 (2007/08/26 12:30)

みなさん、こんにちは、当地はいいお天気です(^^)

今朝は、木漏れ日が森中にまだら模様を描いて、土の上でどんぐり達と遊んでいました。
せみたちは、トランペットの騒音なんかどこ吹く風と、鳴き交わしていました。
木陰からそよ風が汗を冷やしてくれました。


さて、
なかなか、楽にふけなくて、音色もいろいろに変わってしまいます。
割と楽にふける吹き方とそうでない吹き方を分けて試してみました。

すると、ぼくにとって「楽にふける」というのは息の圧力が低くてすむという状態のことでした。


楽にふける状態のときは(第2線のソで)、

・喉がひらいていない。
・唇(特に上唇)がマウスピースの中に入り込んでカップ壁面に触れている。
・ビーッという感じの響きになっている。
・音程が低めになる(マイナス20セント)。
・普通の音量で、持続時間は大体12秒。
・息の圧力は大体400mmH2O(ほぼ0.04気圧)。

きつい吹き方のときは(同じく第2線のソで)、

・喉がひらいている。
・唇が喉を開くのと連動して引っ込んでいる(歯にくっつくような感じ)。
・フォーッという感じの響きで、コントロールしやすくなっている。
・音程が高めになる(プラス20セント)。
・普通の音量で、持続時間は大体12秒。
・息の圧力は大体0.05気圧。

でした。
喉を開いたほうがきついのは意外でしたが、響きはこちらのほうが好きです。
また、どちらも持続時間は同じ(=息の流量は同じ)なのに、喉を開いたほうが
圧力が高いので、喉を開くとアンブシュアの抵抗が増しているようです。

喉を開いたときは音程も上がり気味なので、唇に過度の力が入っていると思いましたから、
喉を開いたまま唇の緊張を和らげようとしましたが、喉と唇が連動していて、
コントロールが難しくまだうまくいってません。


昨夜の実験で、1オクターブ上がるのに息の圧力は約2倍は必要になるので、
3オクターブの音域を実現するには今の、2×2×2=8倍の圧力が必要になりますが、

ソでこれだけきついし、ぼくの圧力の限界は0.12気圧であることがわかりましたから、
このままでは上1線のラあたりが肉体的限界ということになります。

ということで、音域を広げるためには、もっと楽に(=低い圧力で)楽音を響かせられるように
練習することが必要であるとわかりました。

呼吸法やアンブシュアに最大限の意識を当てて探ってみようと思います。


とらんべったぁ、雨戸でした