re:毎日の練習  #28096
投稿者: Kuta (2007/10/27 21:46)

プロフィール拝見しましたが、お使いのマウスピースが楽器に
付属していたものと記載されてますが、そうですか?
ペット暦5年なら自分で吹きやすいもの、そうでないものは十分
選べる力はあるはずなので、今使っているマウスピースが本当に
自分にとって吹きやすいものかどうか考えてみていいと思います。
楽器店で今使っているものと近いタイプから選んで、これはいい
と一発で思えたものが正解です。ヤマハ、バックがメジャーでしょうが、
ティルツのバコモデル(昔のバックのコピー)でもいいと思います。
もちろん良い感触が無ければ替える必要はないです。
マウスピースが自分に合っていると、奏法上の問題の解決のヒントが
発見しやすくなり、練習の効果が上がります。
私も小4から始めて、中2のころは凛さんと同じくペット暦5年でしたが、
中2の今時期にマウスピースをバック6Bに自分で選び、中2から中3にかけて
の間に大きく上達したのを覚えています。20年以上経った今でもその6B
のマウスピースのリム形状(口に当たるところ)に合わせて注文した
マウスピースで吹いてます。このころの感覚は侮れません。

以上が道具の話ですが、
@からCの状況から容易に推測されることは、カップの方へ唇が入りすぎて
いる状態になっているはずです。
ピンとこないかもしれませんが、これは意図的に唇を引っ込めれば解決する
というものでもないので、練習を通じて直していくしかないですね。
まず基本中の基本ですが、ppの音量でB♭(五線譜の中の音とその下の音の両
方で)を揺れることなくまっすぐにロングトーンをできますか?16拍、
できれば32拍(1拍1秒)吹いて4拍休みを10分程度音が揺れることなく
すべて同じアタックでロングトーンができないといけません。これは出来れば
毎日取り組んで、日課にしていいと思います。私も中2の頃、トランペット
パートでこのような練習は日課でした。
タンギングですが、まずゆっくりでも、メトロノームに合わせて同じ響きで
一つの音を刻める練習することも重要です。(でもこれがなかなか難しい!)
このような今の自分に無理の無い範囲のタンギングを正確にやろうと練習する
ことは、アンブシュアの調整能力や息の使い方などを自然と体得することに
つながります。
上達するコツは、自分の最もやりたくない練習、苦手な曲、技術に繰り返し
取り組むことです。偉そうですが、自分の経験から感じ、自分が一番信じてい
る上達の近道です。なかなか出来ないのだけど。