re:響きのある音とビブラート  #28166
投稿者: 糸色 望 (2007/12/14 19:20)

 みなさんが、おっしゃるように、ビブラートと響きは異なります。
ビブラートは、音程の変化で発生する「うねり」のようなものです。
Trumpetの場合、自然にかかる経験は私は無いです。指で楽器を大きく前後に揺らしたり口や歯でかけています。
 トランペットの音には、B♭の音でもいろんな倍音が混ざっていて、奏者が出している音程より高い倍音が多ければ、明るい音、下の倍音が多ければ、暗めの音といった印象を受けるようです。
 これは、音色の話しなので、響きとは、ちょっと違うかもしれません。
例えば、唇の振動と楽器の中の空気の振動増幅+アルファの共鳴があって、響きのある音という解釈ではないでしょうか?バイオリンの楽器本体が、弦の振動を共鳴させるような、ピアノの本体がハンマーで叩かれたピアノ線の振動を共鳴させるようなコトだと思います。Trumpetでは、プレイヤーの肺や喉、口の中のエアーが共鳴するものにあたるのではないでしょうか。
 喉を絞めたり、力んだりしてしまうと、その共鳴を邪魔してしまうのではないか?と感じています。