re:皆さんはマウスピースの使い分け、してますか?  #284
投稿者:  とし (2/20 02:16)

私の場合は、 ビッグバンドのリードや ホーンセクション等、高音域
(Hi-DからDouble-Hi-Bb付近が頻繁に出てくる)や音量が大きくて鋭い音が
要求されるで吹く場合は、ワーバートンの5Sのカップ(バックで言うと6Eより
カップが浅くなるのかな?)とバックボア6のコンビを、 ブレッカーブラザーズ
(Jazz・Fusion)みたいに音域の下から上まで使うときには、5M(Bachの6D
ぐらい)カップとバックボア8*のコンビを使っています。
あと、少しクラシカルなものには、Bachの3C(GP)を使用しております。

私は、3年間で十数本のマウスピースを変えました。(^^ゞ その経験から言うと、
あまり、口径の小さいものは唇が振動する面積をあまり確保できないので、
逆に、ハイ・ノートは出しにくいという結論に達しました。だから、口径は、
自分の唇にフィットするものを選んで、音域は、カップの深さ(浅さ)とバックボアで調整するという方法を採っています。

頻繁にマウスピースを変えるのであれば、やはりワーバートンをお勧めします。
このマウスピースは、カップとバックボアが分離できて、自分の好きなように
カスタマイズできます。マウスピースの口径も17.5mm〜15.75mmの8種類、
カップの深さは、S,SV,M,MC,MD,D,XDの7段階そろっており、バックボアも
#1〜#12とKTバックボアを加えた13種類から選択可能で、バリエーションも
豊富です。メイナード・ファーガソンのビッグバンドやハリー・コニックJrの
ビッグバンドでリードを吹いていたロジャー・イングラムもワーバートンを
使用していました。あちらのスタジオ系のミュージシャンには好評みたいです。

あと、私が吹いた中で特に気に入ったものの中の一つに、”ボブ・リーブス”と
いう会社のマウスピースがありました。私はこれの「42SV 692S」を持っていますが、今風のスピードのあるブライトな音が出ました。この会社のマウスピースは、
70年代頃からフュージョン系のトランペッターに人気があります。
とても丁寧に作ってあって、リムもBachより丸みを帯びて、唇にフィットしやすいです。チャック・フィンドレイがGRPオールスターズビッグバンド(日本公演)で
これと、カリキオのコンビで吹いていました。

長々と書きましたが、あくまで私見ですので、ほかの人には当てはまらないかも知れません。アルトゥーロ・サンドヴァルなんかはBachの3Cで、あんなチョ〜高音域を、吹いているわけですし…
あくまで、 参考程度になればと思って書きました。

あ、フリューゲルのこと書くの忘れた・・・
でも、わたしもってないです・・・(T_T)欲しい...



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