re:唇の持久力 無いんです  #3141
投稿者:  ロータリーTrp1号 (99/05/07 10:17)

 こんにちは!
 唇の持久力というのは、おそらく多くのラッパ吹きにとって永遠の課題でしょう。プロだってそうみたいですよ。たとえば吹奏楽ならば、各バート2本ずつの倍管なんて当たり前だし、東京佼成などでも1番を1人がずっと吹き通すことはあり得ないようで、パート割りはローテーションのようです。オケの場合、普通1番吹きは1番しか吹きませんが、きつい曲でアシストがつくことは当たり前で、ベルリンフィルやウィーンフィルその他のドイツ・オーストリア系のオケでは、モーツァルトなど軽いものを除けば、倍管が日常的だったりします。(指揮者が大きな音を好めば特に。)アメリカでは、シカゴのハーゼスでも生演奏では、1本だといつでも大音量というわけではないようだし、また、超人ハーゼスでさえ、きついプログラムの週にはあまりきつい練習をせず、きつくないプログラムの週にはきつめの練習をする、と言っています。本番で苦しそうなプロのラッパを聴くときも多いですよ。ただし、そうはいっても、やはりプロの次元はアマとはぜんぜんちがいますけど・・・・・。
 結論的には、スタミナの問題は永遠の課題とし、takaさんのいうようひたすら吹いてあとは少しずつ時間が解決するということしかないんじゃないかな。ただ、1時間集中で、その1時間に疲れ切る、という練習を繰り返すより、疲れてきたら休憩を取りながら、長く練習するのが良いみたい。プロの場合、各練習時に休憩を入れつつ、1日を2時間ずつ午前中、午後、夜と3回に分けて練習するというようにしているみたいです。で、N響津堅さんは最後にリップスラーの練習をしてしっかり疲れさせて練習を終え、アイアンリップを作ったと前に書いておられました。まあ、あとはパイパーズとか本も読んで自分なりにいろいろやってみて下さい。ローマは一日にして成らず。頑張って下さい。

akiy@thsnet.or.jp