re:ビブラートの練習  #339
投稿者:  マーク (3/7 23:29)

 うーじーさんはじめまして。同じ千葉県(私は浦安市です、うーじーさんはどちら?)在住のマークです。
 ビブラートのかけかたにはいろいろな方法がありますので、曲想や自分の好みなどで、使い分けてみてはいかがでしょうか。
 まず唇でかける方法があります。よくサックス奏者が使う方法(下唇を締めたりゆるめたりする)とほぼ同じですが、下唇を上下に動かします(発音をウィウィウィという感じでする)。これだと結構細かくビブラートをかけられますが、マウスピースが小さ目だったりリム幅が広めだとやりにくいかもしれません。
 あと呼吸法によるもの。これは声楽のビブラートと同じ原理です。吹き込む息そのものに強弱の波を与える事によりビブラートを作り出します。まずゆっくりと腹筋を使って「ふぅふぅふぅ」と吐き出す息に強弱をつけてみて、徐々に速くできるようにスピードを上げていきます。唇でかけるよりも振幅の深いビブラートがかけられるんではないかと思います。
 第3にはフィンガービブラートもあります。マウスパイプ(開放時)やピストンのボタン(?)(ピストンを押しているとき)にあてた指を前後にゆらす方法です。これは結構細かいビブラートが可能になります(といっても私は大変これが苦手で全く使えませんが)。
 あと私ぐらいしか今のところ使っている人を知らないのですが、首を左右に振るという方法(と同時に楽器も左右に振っていたかもしれません)を以前使っていました。ただスタンドプレイのソロのビデオを見たときに、なんか尺八の首ふりのように見えてかっこ悪かったので、唇でのビブラートを主にし、中低音では呼吸による方法を使うようにしています。