re:始めまして教えてください
#34
投稿者:
やまっち (9/26 19:06)
たけちゃんwrote: >ダブルタンギングをやる際、一つ目の音のアタックがはっきりしないんです。 え〜と・・・ダブルタンギングのシラブル(発音)は「TKTKTK・・・」だと 思うのですが.....。 だとすると、「T」の発音がうまくいっていないということになりますね。 ちょっとそれは問題ありです(^^; 一番の基礎の「シングルタンギング」がうまくいっていないということですから。 ちなみに、シングルタンギングで正しく「スタッカート」は出来ますか? 一応、確認のために・・・ --------------------------------------------------------------------- シングルタンギングのスタッカートの練習は次の2段階で行なって下さい。 (1) テヌート(レガート)で出来るだけ音価を長くとって ゆっくりのテンポから練習する。 (息が《一定に》《安定して》供給されるようにするため) (2) (1)の息遣いを変えないように注意しながら《少しずつ》 音を短く切るようにしてゆく。 (くれぐれも、のどで息を止めないように!) --------------------------------------------------------------------- 続いて、本題のダブルタンギングの練習方法ですが・・・・、 《いきなり「TKTK・・・」と練習するのではなく》 「四分音符=92」ぐらいのテンポ、音(シラブル)一つを四分音符、 中音域(例えば五線の中のソ)の音で 「KーKーKーKー・・・」 という発音でテヌート(レガート)で練習して下さい。 これが、あたかも「TーTーTーTー・・・」と発音しているかのように 聞こえるように工夫してみてください。(発音「T」と「K」まったく 同じになることはあり得ませんが《近づける》ことは出来ます) 次に、「四分音符=108」ぐらいで、上と同様に四分音符の長さで、 「TーTーTーTーKーKーKーKー」・・・ ↓ 「TーTーKーKー」・・・ ↓ 「TーKー」・・・ という風にしてゆきます。「TK」のシラブルができあがったら、 シングルタンギングのスタッカートの練習と同じ要領で、音を 《少しずつ》短くしてゆけばよいのです。 そして、メトロノームの目盛を《一目盛ずつ》上げて練習を続けて下さい。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 上に述べた方法は、一例にすぎません。個人個人によって癖もありますし、 第一、口腔の形状だって千差万別です。一つの方法・手段をむりやり他人に あてはめて、「それが出来ないならダメ」というのはおかしなことです。 上の方法でうまくいかなくても、決してあきらめないで下さいね。 方法・手段はそれこそ無限にあります。(努力さえ惜しまなければ) ダブルタンギングの練習方法に関しても「KTKT・・・」という風に シラブルをひっくり返して練習するとか、多分、列挙すればキリが ないと思います。 また、分からないこと等ありましたら、書き込んで下さいね。(^^) 以上、論点をはずしていたらごめんなさい・・・・。 mtcom@pluto.dti.ne.jp |