re:ロータリー  #3588
投稿者:  ロータリーTrp1号 (99/06/28 13:39)

 またまた登場します。この話題になるとどうしてもね・・・・・。おそらくこのあとで続々といろいろな人が、きっと・・・。
 最近(6月中)にも別の方が同じような質問されていて、色々答えたので、またそちらも参考にして下さい。B&Sですが、確かお安いですよね。以前は15万前後でしたか。今は知りませんが・・・・。でも、もし価格的にB&Sと言っておられるのなら、ピストンでも同じですが、定価の安い新品より、定価は高い中古の方がよいと思います。B&Sが楽器としてお気に入りならそれで良いのですが。
 猫麻呂さんも言っておられましたが、(パイパーズにあった吉田太美男氏の言葉?)2年ロータリーを吹きなさいって、本当だと思いますよ。
 私の場合、15年ほど前、学生の時、ピストンのバックとロータリーのシェルツアー(ともにB管)を購入したのですが、しばらくはバックをメインで、シェルツアーは気分転換用でっていう感じでした。シェルツアーにどうにも吹きにくさを感じていたことも事実です。でも、5年ほど前、ヤマハのロータリー(ラボYTR936GSGP)を手に入れて、ロータリーの真の魅力がようやくわかったという感じです。その後C管(946G)も手に入れ、ロータリーばっかり吹いていましたが、本当の意味で身体がロータリーに慣れ、今ではほとんどロータリーのみです。また、以前は吹きにくいと思ったシェルツアーが吹きやすくなり、加えてヤマハとは違うシェルツアーの本当の音色の魅力もわかりました。今では、ピストンの方が吹きにくく感じますかね。
 つまり、片手間では、なかなかロータリーの魅力はわかりません。ロータリーに賭ける、という意気込みがあれば最高ですけど・・・。それがあれば、ポップスやビッグバンドなどの分野を除けば、
ほとんどあらゆる点でピストンを陵駕するロータリーの本当の魅力がわかると思いますよ。ただ、それには2年くらいは必要かも・・・。
 そのとき、ポテンシャルの低い楽器だと、絶対に買い換えたくなるでしょう。まあ、ロータリーは、ピストン以上にメーカーによって個性的ですから、ロータリーを知れば知るほど色々欲しくなりますがねえ。
 ということで、値段がすべてじゃないですが、ドイツやオーストリアに楽器なら最低でも定価で30万前後はするものが良いよいと思いますよ。あと、ヤマハは良いです。中古も含めて考えてみられたら?シェルツアーなんかは定価は30万弱ですが、中古なら約半額でっせ。


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