re:正しいタンギングと舌の位置について  #4459
投稿者:  中川喜弘 (99/09/21 20:09)

正しいタンギングと舌の位置について。
 トランペットほど正しいという言葉を使うとややこしくなるものはありません。結論からいいますと、ちゃんと音がでれば、それが正しいということになります。
 これでは答えになりませんのでヒントを申し上げます。

 まず口笛を吹いてください。そのときの舌の収まってる場所とトランペットで音を出している時の状態がよく似ています。
 練習方法としては、口笛でタンギングをします。エアータンギングではなく舌で音を切るようにします。最初は難しいですがなれればできるようになります。

 常時舌の先が下の歯に着床している場合もありますが、低い音の時はその限りではありません。ヒントとして「ヒーーーHiーーー」と発音してみてください。その時の舌の両サイドが奥歯に密着していると思います。低い音の時はその状態です。
 第四線の「ミ」あたりからは、「ティーーーーTiーーー」と発音してみてください。そのときの舌の形を参考にしてください。ハイCあたりからは、舌を犬歯あたりで噛むような形になります。

 こういうことができるのも、マウスピースと楽器という「ハード」がそろって初めてできることです。「ハード」がそろわなくては、遠回りなる可能性があります。ご検討ください。


http://www.win.or.jp/~bxe05732/Nakagawa.html