re:フリューゲルのMP  #4522
投稿者:  たか (99/09/27 09:13)

 私はラッパにヤマハの13B4使ってます。そのため、ゲルホン(っていうんですか。知らなかった・・・・)のMPの型番が同じ(=リムが同じ)13F4を使ってます。肝心のフリューゲルは持っておりませんで、演奏会でフリューゲルのソロが入り、楽器は借りたのですが、MPは自分のを買いました。
 楽器がF.ベッソンで、MPはデニスウィックが入ってました。昔ラッパのMPを気に入って使っていたときもありましたが、フリューゲルに関しては、リムのエッジが鈍く、発音しにくく感じました。そこで、ヤマハにしたわけです。私、田舎に住んでるもので、MPは取り寄せになります。で、幾つも取り寄せてもらって試奏してそのうち一つ買うのは悪いなと思い、いきなり注文しちゃったんですね。というのも、先の理由に加え、コルネットは同じ型番の13E4使ってまして、これは試奏して買ったんですが、深ーいMPですが、発音しやすく、音色もすごく良くて気に入ってます。だから、フリューゲル用も深くて発音しやすいだろうと思ったわけです。
 ところが、発音のしやすさは間違いなかったんですが、どうにも音が・・・。つまり、思ったより浅かったんです。ですから、ウィックよりラッパ的になり、メロウな音が出にくかったんです。まあ、発音のしやすさは、ミスをなくし、奏者の負担を軽減しますから、それなりの意味はあるんですが・・・。
 と言うことで、どこのMPが良いかは、まず試奏しないといけないと思います。で、発音のことから言うと、ラッパとできれば同じリムのものがよいでしょう。それと深さは、吹きやすさにも関係しますが、リム(形状や直径)やスロートとの兼ね合いもあります。深さは(スロートも関係あるでしょうが)より音色に関係するんじゃないでしょうか。だから、吹きやすさを優先するあまり、浅いものにしちゃうと後悔するかも。
 で、私の結論としては、
1.試奏する。
2.吹きやすいものを選ぶ。
3.音色の気に入ったものにする。その際、フューゲルらしさか  ら言うと、深いものがよりメロウな音がすると思います。
4.たとえ吹きやすくても、音が明るすぎるものは避ける。

と、最後は当たり前になってしまったような・・・。