楽器の耐用年数  #499
投稿者:  はら (4/1 18:54)

私の友人に管楽器のリペアマンがいるのですが,以前から

「金管楽器は金属でできているので,金属疲労でダメになる.
 新品のときが一番いい状態で,あとはダメになる一方だ.
 吹き込んで鳴りが良くなったと感じるのは,自分の方が
 楽器に馴れたからだ.」

というのを持論にしています.楽器屋さんなので,楽器を買わせる
為にウソをついてる…わけではなさそうです.実際にその友人は
ここ6,7年くらいの間にトロンボーンを2本買ってます.
まあ,これは極端な話かもしれませんが.

私の場合は,17年前に中古で買ったBACHのGB(ラッカー)を
去年まで使っていました.大変に気に入っていたのですが,
息の抜けが良くなりすぎて(楽器の腰が抜けているという人も…)
ダイナミクスの小から大まで均質に鳴らせなくなって(昔よりも
ヘタになったからか?)買い換えを決意しました.

実際に買い換えるまでは2年くらい迷い続け,色んなメーカーの
色んなモデルを試奏しまくり,(数十本は吹いたはず)これなら
ほとんどの面で満足できると思ったのが今の楽器です.

現在の楽器はピッチ意外に不満な点はないので,それはそれで
良いのですが,NY.BACHについてのTadさんのお話などを
聞いて(読んで?)いると「自分の楽器もまだまだOKなのに,
ダメになった自分の責任を押し付けただけ?」と思ったりします.

あの辺のプレミアの付いている時代の楽器だけは特別なんで
しょうか?皆さんはどのくらいのサイクルで買い換えてますか?
私は現在の楽器も15年くらい使おうと(使えると)思ってますが.