re:譜読みを素早くするには?  #5170
投稿者:  やちまう (99/11/08 23:40)

かずさん、あ〜さんが既にフォローされてますが、、、

スケール(音階)やアルペジオ(分散和音)を全ての調で練習して調号アレルギー
を解消するのが理屈抜きに早道です。

スケールやアルペジオの練習を日課の一つにすれば、譜読みのスキルアップを
はかることが出来るでしょう。

Herbert L. Clarke の“Technical Studies”はスケールやアルペジオ満載で、
ブレスコントロールやタンギングの練習にまで応用することも出来、初心者から
上級者までずっと利用価値のある優れたEtudeだと思います。

J. B. Arban のスケールやアルペジオの練習を拾っていっても良いですね。

Key(調性)に関しては上記でOKですが、音符をひとつずつ消化するのではなく、
リズムを把握して、ひとかたまりの「フレーズ」として一度に読む練習も必要です。

Arbanはもちろんですが・・・
Sigmund Hering の“Twenty-Eight”
Walter M. Smith の“TOP TONES”
Albert Mancini の“Modernistic Rhythms”←結構良いと思う
・・・等から無作為抽出して練習するのも良いでしょう。

オケ奏者必須の移調読みが苦手ならば、
M. Bordogni (G. Armand Porret編)の“VINGT-QUATRE(24) VOCALISES”
は、なかなかイジワルに書いてあって、イライラするけど訓練になります。


んん〜・・・あと、、、「ノウハウ」っていうものじゃないけど・・・
私が勝手な意見を述べているエッセイもどき^^;・・・

http://www.din.or.jp/~ymch/trp/follow/keys.html
もし、よろしければ目を通して下さいませ。

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やちまう(やまっち)
ymch@din.or.jp