re:ベト7はC管、D管?  #6285
投稿者:  ロータリーTrp1号 (2000/02/19 09:22)

 さすがモンケさん。このHPを知ってらしたんですね。このHPでも、かなり以前からグロート引退の情報が流れてましたね。
 
 ベト7の他、私の最も好きなTrpコンチェルトである、
  ヴィヴァルディ
   「2本のトランペットのための協奏曲ハ長調」
についてもおもしろかったですね。

 ベト7のついては、杉木さんの合理的な考え方と、山口さんの音色重視の考え方が対照的でおもしろいです。
 山口さんの「B管の音色を意識すること」は、だったらB管使えばいいのに、と思ってしまいますが、ベト7や、ましてブラ2となると、やはりC管でしょうか。ロータリーのD管は試したことはないのですが、ヤマハ銀座店には常時何かがおいてあることが多いですね。一度試してみようかな。(でも、買えないな・・・)
 ウイーンフィルなど、ロータリーD管を使ったり、ガンシュがティルオイレンシュピーゲルでロータリーEs管(だと思います)を使ってました。いろいろ使うんでしょうね。また、小澤とウイーンフィルのアルペンシンフォニーでは、やたらとTrpのハイトーンがテュッテイから浮き出ています。これも通常のC管でなく、もっと高いキーの楽器だからかなと思ってます。
 ベルリンフィルでは、ピッコロを使う必要がある時をのぞいて、最近では1番はC管オンリーという感じですね。アルペンもC管でグロートが踏ん張ってます。(カラヤン盤)ただ、ハイトーンはC管の方がD管やEs管に比べ、どうしても沈みがちです。ですから、単純には小澤/ウイーンのアルペンのハイトーン(シューでしょうか?)の方に軍配あげる方が多いでしょう。
 でも、グロートの前任者のアイヒラーやヴェーゼニックの時はアルペンなんかもB管ですよね。よくやるなあ。

 ただ、グロートなども70年代はモンケB管で頑張ってました。77年のカラヤンとの第九など、モンケB管でクレッツァーとの倍管で、こういうのが好きですね、今のC管より。

 できるだけB管で行きたいんですけど・・・。

 もう一つ、通常ピッコロを使うであろう「展覧会の絵」の「サミュエルゴールデンベルグ」ですが、クレッツァーはバック(もちろんピストン)のD管使ってます。残りの部分は確かヤマハのC管ですが。(86年のカラヤン盤)良いD管のロータリー持ってなかったんでしょうか。
 

 ヴィヴァルディは、私としては、ピッコロA管とかG管のように、そんな高いキーの楽器ではなく、普通のC管の方が好きです。音色に深みがありますから。でも、調性のことや音色的に、さすがにB管ではきついでしょう。


 もう一つ、ブランデンブルグの2番は、何がいいんでしょう?根岸さんのHPの投稿にありましたが、例えばヤマハのストレートタイプのC−B−Aピッコロがあれば、Cピッコロでいけますから1番でしょうが、出なければBピッコロでしょうか、Aピッコロでしょうか、それとも・・・?