re:ペダルトーン  #6857
投稿者:  michel (2000/04/25 21:38)

ゲッティング氏は、文中からも分るとおり、ジェローム・カレ氏にアンブッシュア
のセッティングを習っています。(どういうレベル、内容かは知りませんが・・・)
 通常のペダルのオクターブ下は、下唇の使い方に特徴が有り、下唇を前に突き出すようにして、(顎に梅干の種ができる様に)内側の赤い
柔らかい部分がめくれて、表面に見える様にします。(オラウータンとか、チンパンジーの様に)それで、上下の唇を横に引っ張るのでなく、閉じるとか、合わせる
様に、力を加減します。(今月号のパイパーズのエッリク氏の記事は上下の
唇を筋肉でサンドイッチする・・・と有りましたが、まさしくどの、音域でも
そうです。)実際のセッティングの写真はジェローム・カレ氏の「トランペット・
ヨガ」という、メッソドに載っています。
音量は、大きい方が、トレーニングになる様です。
私もここ10年近く、毎日ダブルペダルは吹いていますが、コンディションの
波は、小さいと感じます。
 また、ダブルペダルより、ペダルのB♭(実音)を開放で出す練習の方が
良い気がしますが・・・そこから、さらに半音ずつ下へEまでしっかり出せるように。(マジオはペダルのB♭よりその4度下のFの方が出しやすいと、いっていますが)
 なにしろ、ペダルでも、ダブルペダルでも、音量はpp〜ffまで、コントロール出来るのが、正しいと思いますので、口先だけのペダルでダブルペダルと
思わない方が良いと思います。

 「トランペット・ヨガ」の問い合わせは、大阪のビーフラットミュージックまで

o_michel@d4.dion.ne.jp