re:上唇の厚い方で中山奏法を修得している方、教えてください  #7417
投稿者:  サンデーペッター (2000/06/15 22:06)

>今、根本的に変えようと思っているのは「息の抵抗」のみに対し「筋肉の収縮」を
>して、「振動を得よう」として「筋肉の収縮」をするのをやめようと思います。
>(唇の厚い分難しいと思うのですが・・)
そうですね。息の抵抗(圧力)と筋肉の収縮が釣り合って振動が得られるように
思います。
振動を得ようとして筋肉を収縮させると息の圧力とスピードが
小さくなって音の線が細くなり、もっと鳴らそうとしてさらに筋肉に力が
入りブレスが浅くなる・・という悪循環になってしまいますね。

>さらに、出来れば上唇を出来るだけ多くリムに載せるようにして初めから、
>上唇を薄くさせようと思っています。
>方向性はあっているでしょうか・・?
でも、下唇でもっと鳴らそうと思わない方がいいです。
マウスピースの上下の位置は唇の厚い方に自然に落ち着くようですので、
現状の位置が自然かも知れません。
また、上唇のセッティングに意識するあまり下唇の
発達が上唇の比べ遅れているかもしれませんよ。

中山奏法を受け継ぐTpの大先生である北村源三先生に昔会ったことが
あるのですが、下唇の盛り上がりとそれを取り囲む筋肉の凄さに
驚きました。
下唇の固定をもう一度見直されてはどうでしょうか?
下唇を歯に固定する感じでやるといいです。(でもあくまで息に通る部分
は力まない)
息の圧力に対してアンブシュアを支えるのは下唇(というか下顎)
と思います。
これがしっかり出来ていることが実感できれば、もう少し上唇が楽に
なると思います。
私の後輩に上唇が厚い超上手いやつがいました。
マウスピースは上唇寄りでベルが下向きでしたが、バックの1Cで
high-B♭以上もよく出るし、リップトリルもものすごくきれいでしたね。
下唇はビシッと決まってましたよ。