re:ロータリーっていったい・・・・
#7788
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うにょ (2000/07/13 12:03)
うにょです。 ロータリーはロータリーTrp1号さんを始めとする愛好家のみなさん が言うように、楽器一本一本の味わいがあると思います。音色もピス トンより、丸くて太くてオケに融けやすい。クラッシックにとても良く 合うと思うのです。私の持ってるマイヤーはノーラッカーで一見さびさび なのですが、音だけでなく、見た目からして実によい味をかもし出し ています。完全に伝統工芸品という感じです。こういう感じはバック とかにはないのではないでしょうか? 私達は普通はピストンから入るので、ロータリーの音のイメージとい うものをなかなか持つことができません。普通はzoroさんのように、 ロータリーがどんな楽器なのか、ということすら知らないのが当然だ と思うのです。 それを「ロータリーはいい!」といって広めようとしているのが日本 ロータリー啓蒙委員会です(よね?)(笑) 日本ではなかなか触れることができない、本当のロータリーの音色に接 する機会は、やはりドイツ・オーストリアのオケの来日公演ではない でしょうか? --- サントリーホールの裏席、ラッパの真後ろの席で聴いた、ドレスデン シュターツカペレのマイスタージンガー。これは圧巻でした。 3番奏者のおじいさんが、まるでTbのような、太くてでかい、でも角が たっていない音で吹いているのを目の当たりにしてしまったのです。 思わず鳥肌が立ちました。凄い量の息を送り込んでいる感じでした。 「ああ、こうやって吹くのか」というのが肌で感じられた演奏会です。 もう何年も前のことになりますが。 ヴェゼニックやアイヒラーを生で聴いたらきっと感動のあまり泣いて しまったかもしれません(笑)。 --- ロータリーを使うときは、どういう音色が出せるのか、どういう性質 の楽器なのか、などなどを良く分かった(考えた?)上で演奏できると、 その良さが堪能できると思います。そういった面から考えても、ドイツの オケが来た時には、聴きに行ってみると物凄く勉強になると思いますよ。 やはりいい音を生で聴いてみるのが一番為になります。 これだけ愛好家が口を揃えて良いと言っているわけですから(だから 愛好家なんだという話もありますが)、興味を持ったらまずは音を聴 いてみることだと思います。 それで、ロータリーに魅せられたと思ったら追求すれば良いのです。 ここには教えてくれる人がいっぱいいますよ。 長々と失礼しました。 |