チューニングの音について  #7806
投稿者:  ロータリーTrp1号 (2000/07/14 11:24)

 楽器は亜実音A=?Hzで調整されていて、しかも、B(べー、
ドイツ語、英語ならB♭、つまり実音シ♭)管やEs管主体の
の多い吹奏楽では、チューニングはBでしょうが、オケなどで
はAでチューニングする前提で楽器は作られていますから、
Aでチューニングすることに全く問題はありません。

 むしろ、ある教本によると、Bでチューニングをすると、他の
ピッチが狂いやすいとあったぐらいです。
 BはB管の金管には基本になる音に思えるかも知れませ
んが、木管楽器において、果たして今があるでしょうか?

 B管のクラリネットとはいえ、B音の運指を考えると、別に解
放の運指なんてないのだから、Bでチューニングする必然性
などないわけです。

 それに、フルートやオーボエはC管でしょ?なぜBなんでし
ょうね、吹奏楽では。

 まあ一つには習慣もあるでしょうが、吹奏楽においてBで
チューニングしなくても、Aでもいいんじゃないですか?

 なぜ、Aでチューニングするのか。歴史的なこともあるでしょ
うし、私にはわからないです。ただ、世界的に見て、実音Aを
基準に楽器を作っているという事実があるから、と、私として
は申し上げておくことに致します。どなたか真相を教えて下さ
い。

 また、442でのチューニングとは、申すまでもなく
  実音A=442Hz
のことでして、チューナをこれにセットして、B(B♭)を鳴らすと
  B=442×(2の1/12乗)=468Hzになりますね。




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