re:中音域以上の音のあつみ
#8273
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ロータリーTrp1号 (2000/08/17 11:44)
音の厚みがないということは、結局は、身体がラッパを鳴らす上で十分にできあがって いないということではないでしょうか。 しっかりしたブレスコントールとそれを支える筋力、唇周辺のアンブシュアを支える筋力と 唇の柔軟性。これらがあれば厚い音は出ると思います。ただし、道具に間違いがなければ。 筋力つけるには、低音域、中音域の音階でロングトーンを、fやffで練習すること。 などがお奨めです。しかし、このときは、pのロングトーンを混ぜたり、しっかり休憩と ることも必要でしょう。 B♭以上は、上のソの音まで辺りを、mf、fぐらいでロングトーンするといいかも知れ ません。ただ、いま出すと苦しいという音を、あんまりしつこく練習することは、負担ば かりが増えますので、あまりすすめません。ですから、例えばハイB♭のロングトーン なんて、私は必要ないと思ってます。楽な音域をしっかり鳴らし、ほんの少し苦しい音を だんだん鳴らしてみる。そのうち、今まで細かった音が、力強くなるように鳴るんじゃな いでしょうか。 厚い音って、実はコンパクトに音がまとまって初めてそうなると思うんです。ですから、 力まかせに鳴らすと、音が「どひゃー」と広がって、きたなく、薄っぺらくなりますね。 力みすぎはいけないです。出来るところとそのほんの少し先辺りから、だんだんと、ね。 道具ですが、MPが小さすぎて窮屈とか、大きすぎて息が抜けすぎたり、音がまとま らない、なんてことありません?MP選びは大変ですが、大切です。その辺も考えてみ て下さい。 |