行き着くところまで行ってみると  #8815
投稿者:  BABY (2000/10/06 00:16)

カタい音、耳障りな音は好まれませんよね。でもそれしか出ないんだったら思い切ってそれを極めるくらいに行き着くところまで行ってしまうという方法があります。つまり我流でできるところまで、やり尽す方法です。そのあとで自分がやった事がない奏法を一つずつ試すのです。
でもこれは効率的な方法ではありません。柔らかくて遠鳴りがしてどの音域でも音色が変わらないというのがトランペットの理想ですが、誰でもすぐにできるようだったらいいのですけれど、ワタクシは30年もやっていて全然できません。常にパーフェクトにそれができるようになったら、どんなに素晴らしいでしょう。
さて、奏法に関することはBBSだけで伝える事は非常に難しいので、素晴らしい音色で吹ける人と親しくなるとか、良い先生のレッスンに通うとかするのが良いだろうとワタクシは思います。
それにしても喇叭の音がマシュマロってのは、甘美な感じがしていいですね。
今ワタクシが悩んでいるのは逆に鋭いアタックでトランペットとしてのアピアランス(存在感)を押し付けがましい程に主張する音色を出す事です。ナヨナヨと子音がハッキリしない吹き方をしがちなので、決然としたトランペットならではの音色と吹き方を会得したいものです。

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