re:ロータリーのマウスピース  #8948
投稿者:  Hiro (2000/10/13 17:20)

音楽の友社から出ている「トランペットのテクニック」(D.A.デール著)を読みますとこんなことが書いてあります。ご参考。

”まず、バックボアーの外径と楽器のマウスパイプの内径がきっちり会ったものを使わなくてはいけない。たとえば、ヨーロッパ製の楽器とアメリカ製の楽器では、マウスパイプやバックボアーにそれぞれの規格があるので、アメリカ製の楽器にヨーロッパ製のマウスピースをつけたり、あるいはその逆の組み合わせにしたりすることは賛成できない。さらにマウスピースのシャンク(内径)とマウスパイプの方の先端(内径)との直径が完全に合っていることが大切である。ここにひどい遊びがあったり、楽器とマウスピースがどうしてもしっくり合わない時には(しかもそのマウスピースが自分によく合っている場合には)、楽器の方にまったく新しい受け(導管)をつけてやることで修正できることが多い。この付け替えはたいていのメーカーでやってくれるはずである。私の場合も、2度ばかりヨーロッパ製の楽器を買う時に自分の使っているマウスピースのサイズを細かく指定して注文したことがあるが、非常に具合がよかった。”

テーパーが完全にあっているというのはMp側からは確認できないので導管をつける(リーマをMP/導管、導管/マウスパイプの2個所でとおせば完璧)という加工上の理屈なんでしょうね。アマチュアでこんなことまでやっている人いたら、その人は凄い!と思いますが。

ご存知でしたら御読み捨て願います。