「慣れの問題」で片づけちゃいましょう!  #903
投稿者:  BABY (6/9 21:36)

オーケストラで頻繁に出てくる調性というのがありますから、オールマイティーに読替えが出来る必要はありません。

読替えに慣れていると、シャープやフラットが沢山ついた楽譜よりも楽なのが通常です。

まずやるべきことは、全ての長音階が楽譜を見ずに吹けることです。例えばinFだとするとB管でト長調の音階がちゃんと吹けないと読み替えるのは難しいわけです。

今ワタクシが練習している曲(「イーゴリ公」序曲)は嫌なことにシャープが4つもある上に、ミとシにシャープがついているんです。それで、その楽譜がinBなんだな、これが。

これくらいならinAで書いておる方が読みやすいのです。

貸し譜を使うと、外国のプレーヤー(多分プロ)が指使いを書き込んでいるのを見つけたりします。覚えるまでは楽譜に書き込んでしまうのも早道です。
というのは、読替えでなくとも、最初は指のカタチ、動きで覚えたはずだから、理屈で考えるよりも実は実践的だといえます。

http://www.asahi-net.or.jp/~FE7J-TRSK/trumpet/