re:移調について  #913
投稿者:  やまっち (6/10 03:19)

■移調(トランス)に関して・・・

BABYさんの仰る通り、頻繁に出てくるキーは限られてますので「慣れ」です。
案外「in F」は多いですね、どういうワケか。シベリウスなんか特に・・・。

続いて、「in D」「in A」「in Es」「in E」「in C」等は頻繁に用いられます。

ブラームスのシンフォニーとかショスタコの1番シンフォニーの3番ラッパ(ソロ)
とかに、突飛な(笑)キーが出てきて戸惑うこともありますが・・・(^^;


えや さん wrote: (6/9 10:16) #894
> 私はBbの楽器しか持っていません。
> どなたかin C, in A , in E の楽譜を簡単に読む方法があれば教えて下さい。

■“B管”での移調読みに関して

「in C」に関してはラッパ(B管)の音階を実音で理解していれば難なくマスター
できるはずです。「in A」も慣れればとても楽なのですが、慣れないうちは全部の
音にフラットを付けて読めば良いだけです。

問題は「in E」ですね。慣れるまで、どうやって読むか・・・これは人により様々
です。一つの方法を押しつける訳にはいきません。

私の場合は、「in Cのへ音記号の譜面」を読む‘ような’感覚で慣れていきました
が、皆さんの場合はどうだったのでしょうか?


> やはり、きちんと写譜するべきでしょうか?

はらさんのおっしゃるように、写譜よりも読み替えをお勧めします。

移調読みというのは確かに慣れないと面倒な事象かもしれませんが、
これはJazzにも応用がきくのではないでしょうか?

是非、身につけることをおすすめします。

ラッパ吹きには馴染みがない教則本かもしれませんが・・・・・、
「ダンノーゼルのソルフェージュ」下巻 (音楽之友社)
は、なかなか役に立ちます。(「じっくり練習する時間があれば」ですけど)

時間がないようでしたら、えがさんの書き込みにもあるように、楽譜に「実音」を
書き込んでしまうのも一方法です。

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やまっち
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