re:open aperture  #9352
投稿者:  tky (2000/10/27 11:20)

シラブルと言っても、舌の位置と音程が明確に
対応してるわけではないです。
中低音域でも高い位置のシラブルでも出せますし、
高音でも当然低い位置で出せます。

シラブルを使うポイントは、「楽に」出せるということと、
その音程の自然な響きが得られるということだと思います。

で、リップスラーで上がるときに、シラブルだけで、
息の強さを変えないのはちょっときついですね。

やはり、高音にいくときには息を強くしていくのが
基本なので、息とシラブル両方です。
この両者のタイミングが合うと、非常に楽にきれいに
リップスラーができます。

生徒さん(お子さん?)には、「クレッシェントしながら」
あるいは「息の強さを増しながら」舌を上げるように
アドバイスされたらどうでしょうか。
(舌を上げるのは、まん中より前の方が良いです。
咽喉を締めにくいですし、微妙なエアコントロールが
可能です。)

上の音にあがる時に、ブレスアタックを使うと感覚がよくわかると
思います。

マウスピースのプレスも、自然に高音に行くにしたがって増すと思いますが、
楽器を体にひきつけるプレスは、簡単に強く押し付けすぎて微調整が利かないので、
体を楽器の方にプレスしてやるほうが良いと思います。
一度試してみてください。