re:唇
#9355
投稿者:
モンケ (2000/10/27 11:58)
こんにちは。バズィングについてはおいておきまして、 おっしゃるように、まだまだ筋肉を鍛える必要があるように思います。 PALさんは楽器をはじめてどのくらいですか? B-Dのリップスラーは、トランペットを始めてからぶつかる最初の大きな壁だと思います。 ワタシは中学校から始めたのですが、B-Dのリップスラーは中学3年年のときにやっと 出来るようになりました。その上のD-Fは高校2年の時に出来るようになりました。 ココまで5年かかったワケです(笑) 周りの人も似たようなモノでした。随分昔のハナシですが。 自分がやった練習方法をご紹介しますと、B-Dと同じ倍音列のもっと低い音から練習をしました。 1-3番のF−Aあたりがよいでしょう。地道に半音ずつ上げていくと自分の限界がわかると思います。 毎日やっていれば少しずつ上の音でもリップスラーが出来るようになります。 D-Fについても同様に、同じ倍音列1-3番のA-Cか2-3番のB-D♭あたりから半音ずつ 上がっていきます。 注意することは、吹きはじめの低い音(B-DならB)を吹くときに唇を緩めてしまわないことです。 ナンというか、Dを吹く状態に近い唇の状態で開始するとうまくいくと思います。 Bがうわずらないように注意が必要ですが。 また、上がるときにあまり「高い音に上がる」という意識を持たないことも必要だと思います。 B-Dなら、Dの音を見下ろす状態で と言いますか。 このときにシラブルの変化にも注意して練習しましょう。 このあたりは中川氏のBBSを読まれると勉強になると思います。 どんなに音楽的な才能があっても、必要なフィジカル面を鍛えなくては音が出ませんから、 筋力強化は必須です。トランペットは肉体的になキツさは他の楽器の比ではない(と思います)し、 習熟にも他の楽器に比べて時間がかかるように思いますから、なんだか損な楽器だな と思います。 (中学生の時、サックスはすぐ音が出ていいやねー とか、フルートなんて24時間練習できる じゃないかー なんて思っていました) もちろんそれ以上に音を出す喜びは他の楽器にはるかに優るように思いますけどね。 まあ、どの楽器のヒトも自分の楽器が一番ムズカシイと思っているようですけど(笑) スミマセン 脱線しました。 |