re:トランペット上達の勝利の方程式とは?  #9934
投稿者:  モンケ (2000/11/29 09:10)

う〜む・・・・
なんのために数式にするのかな?

Hiroさんは、確かフルートやサックスをかなり長い間やっておられたんですよね。
で、ラッパは始めて1年ほどでしたっけ。
他の楽器がある程度吹きこなせるのならば、トランペットが思い通りの音を
出してくれなくて歯がゆいのでしょうか・・

自分がトランペットを始めた中学生の頃のことを思い出すと、みんな我流だし、指導
らしい指導を受けたこともなかったですね。色々な事を実際に試していく中で取捨選択
が徐々に可能になったわけでして、ある意味「がむしゃらに練習しまくる」期間は
通過儀礼として必要だったのではないかと思っています。
そのなかで、やはり「向き不向き」が上達速度に違いを生じさせていると感じた
ものです。(骨格、歯並び、センスでしょうか?)少なくとも知識の多少で上達速度が
変わるようには感じませんでした。(最低限の知識は必要ですが)

ワタシは残念ながら上記の「向き」の方ではなく、上達は早い方ではありませんで
したので、地道に時間をかけてppのロングトーンとキツすぎないリップスラーを
中心に練習してアンブシュアをつくっていきました。高い音(G以上)が出なかった
ので、中学時代は1番を吹かせてもらえませんでした。
結局先輩や一緒に始めた友人を追い抜くのに5年くらいかかりましたが、それも
地道な練習あればこそだと思っています。

「MPは唇のこのへんにあてて、舌の位置はこう、息を吸うときはこのように・・・」
という情報を知ったとしてその通りにやってみても、おそらく良い音は出ないでしょう。
「良い」とされる情報も、お互いが矛盾していたりしますしね。
どちらかというとイメージ先行で、
良い音をイメージ→とてもたくさんの練習→良い音がでるようになる(でないヒトもいる。むしろ多い)
ここで初めて自分に合った種々の条件が実感出来るのです。それは必ずしもハーセスの
写真と同じアンブシュアではないし、Hiroさんが「良い」と信じた様々な要素とは必ずしも
合致しないでしょう。

そねなりのお年(?)ですので、なんとか効率的な上達を遂げたいというお気持ちは
わかりますが、「とにかく練習」というプロセス抜きには効率というモノは実感
できないんではないでしょうか。
まさに「上達に王道なし」だとワタシも思います。



QYP13651@nifty.ne.jp